起業で一攫千金からどん底生活へ

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起業には夢もありますが、思わぬ落とし穴もあります
現在この文章を山谷の木賃宿で書いています
1泊1500円で、2段ベッドの片方が自分のスペース
食費とあわせて1日の出費は2000円に抑えています
つい半年前までは家賃30万円の高級マンションに住んで外車を乗り回していたのが遠い過去のことのように思えます
3年前に会社員を辞めて友人と2人でネットベンチャーを起業しました
自分自身は技術のことは良くわからないので、アイディアだけ出して、実際にシステムを構築するのはコンピュータギークの友人の役目、人付き合いの苦手な友人の代わりに対人折衝は自分が一手に引き受けて、お互いの得意分野で役割分担がうまくいって会社は順調に業績を伸ばしました
起業初年度から黒字になって、人を雇う必要もないため働けば働くほど儲かるので、有頂天になっていました
会社の支出にも気を配ることがなくなり、事業計画がいい加減なものでも気にしなくなっていきました
気づくと資金繰りに窮していて、あっという間に不渡りを出していました

本来は起業当初の役割分担どおり、会社の経営に関しては自分が目を配らせるべきでしたが、物事がうまくいかなくなるとお互いに相手に責任を押し付けあうようになり、結局は喧嘩別れとなりました
最終的に残った借金を整理すると、お互いにかなりの額の債務を背負うことになり、連絡も取り合わないまま今に至ります
自分の方の借金は身の回りのものを整理して何とか返済のめどもつき、今はこつこつと日銭を稼ぎながら再出発のための資金を貯めているところです
幸いというか、もともと高級マンションに住んでいた時でも、服装にも気を配らず、安物の服を着てカップラーメンを好んで食べているような生活でしたので、現在の生活でもそれほど苦には感じていません
年内にはそれなりの資金がたまりそうなめどが立っているため、来年はまた新しいビジネスで再挑戦しようと思っています
その時は友人にまた声をかけて、一緒にできればよいと思います
あとは、友人のほうの借金がきれいになっているかが気がかりです