風営法規制対象の起業をされる場合の注意点消防関係など

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風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の適用対象となる事業で起業される場合、様々な法律上の規制があるので、起業計画において法律上の規制を十分に把握することが非常に重要になります
 風俗営業は、良好な街の環境と調和して営業されることが要求されているので、起業計画段階で法律、法律に基づいた政令、地方ごとの条例など様々な法令の規制を確認しておく必要があります
物件の賃貸や内装工事をしてから許可条件を満たしていないことが判明した場合、大きな損失となってしまいます
 風営法の適用対象となる業種で起業される場合、行政書士が申請手続きの専門家ですので、風営許可申請を専門としている行政書士へ相談、申請代理を依頼することがおすすめです
風俗営業の許可申請の窓口は警察署となります
 しかし警察署だけではなく消防署への届け出も必要となる場合があります
 ここでは、消防署への届出手続きについてまとめてみます

消防法では、防火対象物という概念があります
防火対象物は、不特定多数の人が出入りするため、火災が発生した場合に甚大な被害が想定される場合に、通常の建造物よりも高度な防火管理が要求されているものをいいます
 風俗営業の場合、多くの顧客が来場しているため、照明器具の配線の不具合等で万が一火災が生じた場合には、甚大な被害が生じるおそれがあります
そこで、新規で風俗営業を起業される場合には、営業所の所在地を管轄する消防署長に対して、防火対象物使用開始届出書を提出する義務が生じます
 この規制は、管轄が警察署ではなく消防署であるので、ご自身で起業手続きをされる場合には忘れずに行うようにされてください
 また、防火対象物使用開始届出書の提出と同時に防火管理者を選任し、その届出も必要となります
防火管理者は店長さんなど実際に日々の店舗経営に携わっている方を選任されるのが適切です
 風俗営業は華やかな業種である反面、公的融資の利用が困難であったり、多くの法規制があるなど継続経営が困難な業種でもあります
起業される場合には綿密な計画を立ててスタートされてください